酵素による人工消化試験 消化率 約58%
ラットによる消化試験 消化率 約66%
水溶性シルクタンパク質(水溶性絹フィブロイン)
セリシンを除去した絹繊維(絹フィブロイン)を溶解、脱塩、凍結乾燥、粉末化したもの。
「食品資源としてのシルクを見直す」 東京農業大学 WEBジャーナルより引用
2008年9月14日日曜日
2008年9月13日土曜日
硬タンパク質膜の反応性と透過性
セル1に加えられた基質パラ-ニトロフェニル・りん酸二ナトリウム(PNPP)は膜中に浸透、透過する間に膜中のアルカリホスファターゼによりパラ-ニトロフェノール(PNP)とりん酸に加水分解され、PNPとりん酸は膜の両側に拡散した。一方、未反応のPNPPは膜を通って、セル2へ拡散した。
2008年9月11日木曜日
硬タンパク質膜の反応性と透過性の測定
2008年9月8日月曜日
硬タンパク質膜の膜電位
フィブロイン、ケラチン、コラーゲンの膜電位と塩化カリウム濃度(高濃度側の濃度C1の対数で表す)の関係を図4に示しました。
膜電位はフィブロインが一番高く、次にケラチン、コラーゲンの順でした。これは膜の緻密さと関連づけられ、フィブロイン膜が一番緻密であることを示していると考えられます。
2008年9月7日日曜日
硬タンパク質膜の膜電位測定
膜電位の測定に用いた装置を図1に示します。測定セルの片側の容量は35mlで膜面直径は3cmです。測定セルと電極の挿入されている容器は、塩化カリウムを含んだ寒天ゲルのつまったポリエチレン細管で接続しました。
測定は膜の両側の塩化カリウム濃度比を2対1とし、低い濃度より順次高い濃度の膜電位をエレクトロメーターで測定しました。
測定に用いた膜は測定前に400Vで流れる電流が0.2mAになるまで電気透析を行いました。
2008年9月6日土曜日
硬タンパク質膜のひとつコラーゲン膜の作り方
精製されたコラーゲン繊維(約3mm角の皮片)10gを1.5N水酸化ナトリウムと0.2Mモノメチルアミンを含む水溶液250ml中に浸せきし、4℃で48時間保存した。その後、溶液を傾斜によって取り除き、皮片を5%塩化ナトリウム溶液で3回、0.02M酢酸溶液で5回洗浄し、一晩0.02M酢酸溶液に浸せきした。次に、この酢酸溶液を取り除いた後、0.4M酢酸溶液を加え、20分間ホモジナイザーにかけ皮片を粉砕し、これを4℃で保存した。1日及び2日後、20分間同様にホモジナイザーにかけてコラーゲンをほとんど溶解した。この溶液を0.4M酢酸溶液で3倍に希釈し、pH4になるまで透析した。遠心分離後、上澄みを水平なアクリル樹脂板上で風乾した。
2008年9月5日金曜日
硬タンパク質膜のひとつフィブロイン膜の作り方
繭12gを三層にはく離後、1リットルの0.5%マルセル石けんの沸騰中で30分間処理するする操作を2回行い、セリシンを除去し、次に50℃の0.5%、0.3%、0.2%の炭酸ナトリウム溶液1リットルで順に処理して、石けん分を除き精製フィブロインを得た。
精製フィブロイン約9gを9.3M臭化リチウム300mLに40℃で完全に溶解した。これをセルロースチューブに入れイオン交換水を用いて室温で48時間透析した。透析後、溶液を5000r.p.mで10分間遠心して沈殿物を除いた。上澄みと酵素のアルカリホスファターゼ(SIGMA社製、1.2U/mg、pH10.4、37℃)を混合して水平なアクリル樹脂板上に流し、扇風機を用いて室温で72時間風乾し、半透明な酵素を包括固定した膜を得た。この膜を50%エチルアルコールに室温で30分間浸せきして不溶化処理を行い、水洗後乾燥した。
また、不溶化処理をした酵素包括固定膜をpH8.0(0.05MKH2PO4-NaOH緩衝溶液)の1%グルタルアルデヒド溶液に室温で30分間浸せき後、水洗乾燥して、酵素を膜に架橋結合させた膜を得た。
精製フィブロイン約9gを9.3M臭化リチウム300mLに40℃で完全に溶解した。これをセルロースチューブに入れイオン交換水を用いて室温で48時間透析した。透析後、溶液を5000r.p.mで10分間遠心して沈殿物を除いた。上澄みと酵素のアルカリホスファターゼ(SIGMA社製、1.2U/mg、pH10.4、37℃)を混合して水平なアクリル樹脂板上に流し、扇風機を用いて室温で72時間風乾し、半透明な酵素を包括固定した膜を得た。この膜を50%エチルアルコールに室温で30分間浸せきして不溶化処理を行い、水洗後乾燥した。
また、不溶化処理をした酵素包括固定膜をpH8.0(0.05MKH2PO4-NaOH緩衝溶液)の1%グルタルアルデヒド溶液に室温で30分間浸せき後、水洗乾燥して、酵素を膜に架橋結合させた膜を得た。
2008年9月3日水曜日
硬タンパク質膜のひとつケラチン膜の作り方
精製したした羽毛(ケラチン)10gを調製後3日を経過した0.2Mチオグリコール酸ナトリウム溶液(チオグリコール酸に水酸化ナトリウム溶液を加えてpH11.0に調製したもの)を加えて、50℃で4時間振とうしてケラチンを溶解した。この溶液を5000r.p.mで10分間遠心して不溶物を取り除いた後、セルロースチューブに移し、室温で24時間イオン交換水で透析した。透析後、同じ条件で遠心し、上澄みをアクリル樹脂板上に流し、風乾した。ケラチン膜の結晶化が進みすぎないうちにアクリル板よりはがし、水中に保存した。
上澄みに2%グリセリンを混合して製膜した場合には、風乾後そのまま保存した。
ケラチン膜をメチルエステル化、ヒドラジン誘導体、アジド誘導体と化学修飾し、最後にアルカリホスファターゼと反応させ、アルカリホスファターゼを共有結合で固定したケラチン膜を得た。
上澄みに2%グリセリンを混合して製膜した場合には、風乾後そのまま保存した。
ケラチン膜をメチルエステル化、ヒドラジン誘導体、アジド誘導体と化学修飾し、最後にアルカリホスファターゼと反応させ、アルカリホスファターゼを共有結合で固定したケラチン膜を得た。
2008年9月2日火曜日
シルクフィルムのはじまり その2
杉浦正昭氏のシルクフィルムに関連した足跡
①β-ガラクトシダーゼ-フィブロイン膜の反応性と透過性
東工試報 73-11(1978)
②β-グルコシダーゼ-セリシン膜の性質
東工試報 74-5(1979)
③フィブロイン膜に包括固定されたβ-グルコシダーゼ
化技研報 76-10(1981)
④アルカリホスファターゼを固定化した硬タンパク質膜の反応性と透過性
化技研報,81,(7),375-380(1986)
東京工業試験所(東工試) → 化学技術研究所(化技研)
①β-ガラクトシダーゼ-フィブロイン膜の反応性と透過性
東工試報 73-11(1978)
②β-グルコシダーゼ-セリシン膜の性質
東工試報 74-5(1979)
③フィブロイン膜に包括固定されたβ-グルコシダーゼ
化技研報 76-10(1981)
④アルカリホスファターゼを固定化した硬タンパク質膜の反応性と透過性
化技研報,81,(7),375-380(1986)
東京工業試験所(東工試) → 化学技術研究所(化技研)
2008年8月24日日曜日
シルクフィルムのはじまり
絹繊維を溶かしてフィルムを作り、そのフィルムを工業的に利用しようとしたのは杉浦正昭氏が最初ではないだろうか。
杉浦正昭
元化学技術研究所在籍。(現在 独立行政法人 産業技術総合研究所)
杉浦正昭
元化学技術研究所在籍。(現在 独立行政法人 産業技術総合研究所)
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