シルクロード
2008年2月5日火曜日
絹で酵素を固定化する その3
p-ニトロフェニル・りん酸二ナトリウム(PNPP)の水溶液(pH6~9)にアルカリホスファターゼを固定化した絹フィルムを入れます。PNPPは絹フィルム中に浸透し、フィルム中のアルカリホスファターゼの作用でp-ニトロフェノール(PNP)とリン酸に分解します。生成したPNPとリン酸はフィルム中から水溶液中へ拡散していきます。PNPの水溶液が黄色であるため、液の色が透明から黄色に変化します。
この液の特定波長(410nm)での吸光度を測ることで、PNPの濃度を求めることも可能です。
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