シルクロード
2009年6月17日水曜日
絹フィブロイン水溶液の保存 その1
絹繊維(絹フィブロイン)を臭化リチウムや塩化カルシウムなどの中性塩の水溶液で溶解後、脱塩して調製した絹フィブロイン水溶液は、常温あるいは低温で保存しても、水溶液中に分散溶解している絹フィブロイン分子鎖の配列、配向が進み、数日から1週間でゲル化してしまう。
イメージとして
絹フィブロイン水溶液:絹フィブロイン分子が無秩序に水溶液中に分散している状態
ゲル化した状態:絹フィブロイン分子が不完全に配列、配向した状態
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