2009年8月4日火曜日

絹フィブロイン溶解液の脱塩方法(改良) その15

 脱塩Bの場合の電圧(V)、電流(A)、電導度(mS)の経時変化を図に示しました。
 脱塩Aと脱塩Bの違いは、透析外液の量を2500mlから1000mlに減らした点です。
 透析外液の量を減らすことで総使用水量は減らせるものの、塩濃度は高くなるので電導度最高値が32mSとなり、電気透析に掛かる負荷は増加しました。
 現状の処理能力20ml/hで0mSまで徹底脱塩するには180時間、500ml/hの処理能力で8時間と推定されます。


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