2009年8月5日水曜日

絹フィブロイン溶解液の脱塩方法(改良) その16

 脱塩Cの場合の電圧(V)、電流(A)、電導度(mS)の経時変化を図に示しました。
 脱塩Cはセルロースチューブの内と外で濃度差の大きい時には拡散透析だけを行い、濃度差が小さくなってからは拡散+電気透析を行う方法です。
 電気透析を始める際の透析外液の電導度が6.8mSと他の方法に比べ低いので、35時間の処理で0.5mSまで脱塩することができました。更に処理時間をかければ現状の処理能力20ml/hでも徹底脱塩は可能と推定されます。


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