2008年9月5日金曜日

硬タンパク質膜のひとつフィブロイン膜の作り方

 繭12gを三層にはく離後、1リットルの0.5%マルセル石けんの沸騰中で30分間処理するする操作を2回行い、セリシンを除去し、次に50℃の0.5%、0.3%、0.2%の炭酸ナトリウム溶液1リットルで順に処理して、石けん分を除き精製フィブロインを得た。
 精製フィブロイン約9gを9.3M臭化リチウム300mLに40℃で完全に溶解した。これをセルロースチューブに入れイオン交換水を用いて室温で48時間透析した。透析後、溶液を5000r.p.mで10分間遠心して沈殿物を除いた。上澄みと酵素のアルカリホスファターゼ(SIGMA社製、1.2U/mg、pH10.4、37℃)を混合して水平なアクリル樹脂板上に流し、扇風機を用いて室温で72時間風乾し、半透明な酵素を包括固定した膜を得た。この膜を50%エチルアルコールに室温で30分間浸せきして不溶化処理を行い、水洗後乾燥した。
 また、不溶化処理をした酵素包括固定膜をpH8.0(0.05MKH2PO4-NaOH緩衝溶液)の1%グルタルアルデヒド溶液に室温で30分間浸せき後、水洗乾燥して、酵素を膜に架橋結合させた膜を得た。

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