2008年9月6日土曜日

硬タンパク質膜のひとつコラーゲン膜の作り方

 精製されたコラーゲン繊維(約3mm角の皮片)10gを1.5N水酸化ナトリウムと0.2Mモノメチルアミンを含む水溶液250ml中に浸せきし、4℃で48時間保存した。その後、溶液を傾斜によって取り除き、皮片を5%塩化ナトリウム溶液で3回、0.02M酢酸溶液で5回洗浄し、一晩0.02M酢酸溶液に浸せきした。次に、この酢酸溶液を取り除いた後、0.4M酢酸溶液を加え、20分間ホモジナイザーにかけ皮片を粉砕し、これを4℃で保存した。1日及び2日後、20分間同様にホモジナイザーにかけてコラーゲンをほとんど溶解した。この溶液を0.4M酢酸溶液で3倍に希釈し、pH4になるまで透析した。遠心分離後、上澄みを水平なアクリル樹脂板上で風乾した。

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